お腹の赤ちゃんに異常はないの?出生前診断を受けるのか受けないのか?!

2016030201-01
高齢出産で気になることの一つが、お腹の赤ちゃんに染色体異常がないのか。
ということがあります。

35歳以上の妊娠では卵子の老化によって染色体異常を持つ子どもが生まれるリスクが上がり、さらに染色体異常によって流産をするリスクも上がってくる。
ということは良く知られているだけに不安です。
染色体異常の有無を調べる出生前診断を受けるべきか受けないべきかということはかなり気になるところですよね。

 

出生前診断ってどんなもの?

2016030201-02

35歳以上で妊娠した妊婦さんに対して、産婦人科によっては出生前診断を進めてくるというところが以前に比べると増えてきています。
出生前診断には大きく分けるともしかしたら染色体異常を含めた胎児の異常があるのかないのかの可能性を調べる「スクリーニング検査」と、異常がある場合、その異常がどのようなものなのかということをある程度特定させることが出来る「確定診断検査」というものがあります。

スクリーニング検査では、異常がある可能性があるという診断が出ても、その診断は100%以上があるという訳ではなく、異常がない可能性もあります。
確定診断検査では、異常がある場合にはほぼ100%に近い診断ができ、その異常がどのようなものかを確定していくことが出来ます。

スクリーニング検査によって異常がある可能性があると診断された場合には、確定診断検査を受けるという順序で検査を行うことが一般的です。

 

なぜ検査をするのか。目的をちゃんと確かめよう。

2016030201-03

出生前診断の目的はどのようなものだと思いますか?
人によってはもし出生前診断で異常があることが分かれば中絶を選択することができるために、命の選別を行うものであり、今現在染色体異常を含めた先天異常を持つ人を否定するものだ。
と否定をする人もいます。

ですが、もともとは胎児の状態を産まれる前に確認する。という検査で、命の選別を行うという検査ではありません。
自分たちの子どもとしてお腹にやってきてくれた子どもということを考えれば、どんな子どもであっても育てていく。
と考えている人の場合には、出生前診断は行わない方が良いケースもあります。

出生前診断の検査によっては流産の危険性もある検査もあります。
ですが、前もって障害があることが分かれば、それに対応することが出来る。
それなりの心構えを持って出産に臨むことが出来る。 という意見を持つ人もいます。

出生前診断を受ける場合には、まず自分がどのような目的で出生前診断を受けるのかということをしっかりと考えて受けることが大切です。

 

出生前診断を受けた人の声

2016030201-04

実際に41歳の妊娠で、出生前診断を受けた方の声を聞いてみましょう。

「医師の勧めで出生前診断を受けましたが。出生前診断で異常が見つかった場合、自分たちはどのような選択をするのかの結論がないまま診断を受けましたが、今でも後ろめたい気持ちが少し残っています。異常があったら中絶するのか。障がいがある子どもが生まれたら私たちに育てていけるのか。あいまいなまま出生前診断を受けるのは本当に辞めるべきだったと思いました。幸いわが子は検査の結果異常がなく、ほっとしましたが、検査を受けてから結果が出るまでの数日は、ずっともやもやとしたものがありました」

スクリーニング検査ってどんな検査?

2016030201-05

スクリーニング検査は先ほども紹介しましたが、異常がある可能性を探る検査になります。 検査の方法には超音波検査と血清マーカー検査の二つが代表的なものです。

 

超音波検査

超音波検査は首の後ろにむくみがあるのかどうかという形状異常を確認するという検査を行います。 染色体異常と首の後ろにむくみがあることには関連性があることが分かり、このむくみの有無をNT測定するという方法で、異常がある可能性を探ります。

 

血清マーカー検査

妊娠15週~18週の間にママの血液を採取して検査を行います。 この検査ではダウン症候群、18トリソミー、開放性神経換気系という3つの先天異常があるかないかの確率を検査することが出来ます。

 

スクリーニング検査は胎児にはまったく影響がない検査になりますので、35歳以上で妊娠をしたママたちが比較的安全・安心して受けられる出生前診断になります。

 

確定診断検査ってどんな検査?

2016030201-06

スクリーニング検査で異常がある可能性があるという診断になると、今度は確定診断検査を受けるというステップアップを行います。 この確定診断検査では、ほぼ異常の種類を確定させることが可能になります。

 

羊水検査 妊娠

16週~18週に行われる羊水検査では、染色体異常だけではなく代謝異常や遺伝子異常も調べることが出来ます。 羊水を採取して、羊水に含まれている胎児の剥がれ落ちた細胞を検査する方法で、0.3%程度流産するケースがあります。

 

絨毛検査 妊娠

10週~12週に行われる絨毛検査は、ママの腹壁に針を刺して絨毛を採取して検査を行います。羊水検査よりは浅い位置に針を刺すため、流産の危険性は低くなりますが、それでも危険性がゼロではなく、検査を行うことが出来る施設も限られています。 染色体異常、代謝異常、遺伝子の異常を調べることが出来ます。

 

まとめ

2016030201-07

実際に出生前診断を受けるかどうかは、やはりママとパパとがしっかりと話し合いをして、検査を受ける目的を理解して受けることが必要です。
ただ、検査を受けることが出来るリミットもありますので、いつまでも悩むことはできません。

コメントを残す

このページの先頭へ