タイプ別分娩施設の特徴。5つの施設をチェックしよう!

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出産を考える時、どんなところで産みたいかということは妊婦さんなら誰でも考えますよね。
でも、分娩施設で何か違いがあるのか。
どんな特徴があるのかはなかなか分かりにくいものです。

そこで、5つに分けることが出来る分娩施設の特徴をチェックしてみました!

 

1.助産院

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助産院は助産師が運営をしている分娩施設です。

特徴としては妊婦さんを主体とした出産が出来、助産師はあくまでもお産を助ける立場として妊娠中の経過の観察や指導、そして分娩介助を行ってくれます。
メリットとしてはリラックスしたお産や自由なスタイルのお産、中には自宅出産に対応してくれるという助産院もあります。

デメリットとしては、助産師は医師ではないために医療行為を行うことが出来ませんので、緊急事態が起こった場合にはすぐに対応をしてもらうことが出来ません。
妊娠中や出産時に医療が必要になるときには、すぐに提携している病院に転送されることになります。

医療の介在度が低いお産がしたい時には、助産院はおすすめですが、条件によっては助産院での分娩が出来ないこともあります。

 

2.クリニック

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ベッド数19床以下であり、医師が1人以上の医療機関を診療所やクリニックと呼びます。
一人の医師が開業している産婦人科もこのクリニックになってきます。

地域に密着しているタイプのクリニックが多いので、自宅近くのクリニックであれば通院がとても楽というメリットがあります。
医師の数も少ないため、一人の医師が一貫して健診・分娩を担当してくれますので、親身になったケアを行ってもらうことが出来ます。

一方で、最近では産婦人科であっても分娩は取り扱っていないというケースのクリニックも増えてきています。
つまり、定期検診はできるけど、分娩は提携している他の病院へ転送ということもあります。
またクリニックは施設としては充実していないことも多いので、ハイリスク妊婦さんについては対応できないケースもあります。 高齢出産の場合で、35歳以上の初産、40歳以上の経産婦さんは対応していないというケースも多いんですよ。

 

3.産婦人科専門病院

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クリニックに比べてベッド数20床以上と多く、産婦人科のみを開設しているタイプの病院を産婦人科専門病院と呼びます。
産婦人科専門ですが、新生児ケアも行ってもらうことはできます。

産婦人科専門病院はそれぞれの個性がとても際立っていて、特徴的な病院が多くなっています。
スタッフも経験がとても豊富で、さまざまなケースに対応してくれることが多く、患者さんの望みをできるだけ叶えてくれるといった病院も多くみられます。

ハイリスクの妊婦さんでも対応できる病院もありますが、合併症がある、持病があるといったタイプの妊婦さんは対応できないことがあります。
産婦人科専門病院で十分なケアが出来ない場合には、周産期母子センターなどに転送されることもあります。

 

4.総合病院・大学病院

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さまざまな診療科目を併設している総合病院や大学病院は、ハイリスク妊婦さんを始め、合併症がある、持病があるといった他の診療科目にも跨る受診が必要な妊婦さんでも安心して出産をすることが出来る施設になっています。

医師や助産師、看護師といった医療スタッフの数も多いので、一人の医師がずっと健診や分娩を行ってくれるということは少なくなりますが、緊急時にはすぐに対応をしてもらうことが可能です。

ただ、患者数も多いため、どうしても待ち時間が長引くことも多く、一回の診察時間も比較的短いことが多くなります。
大学病院では出産時に研修医や医学生が見学に来るということもあります。

医療水準がとても高いので、どのような妊婦さんにも対応できるという点では安心ですよね。

 

5.周産期母子医療センター指定病院

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赤ちゃんが生まれる前後に何かしらのトラブルが起こる可能性が高い場合の出産にも対応できるのが、この周産期母子医療センター指定病院です。

ハイリスク妊婦さんの経過管理を行うことが出来る母体胎児集中治療室(MFICU)や、新生児集中治療室(NICU)を併せ持ち、24時間体勢で高度な医療を提供することが出来る産院になっています。

多胎妊娠や合併症が重篤な場合、早産や低体重出産児のケア、先天異常を持つ子どものケアなどもトータルして行うことが出来ます。

出産に関して起こるトラブルに速やかに対応することが出来る施設を有しているのが、この周産期母子医療センター指定病院です。

 

まとめ

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5つの分娩施設の特徴を考えて、出産をする施設を選ぶことがとても大切です。

また最近では新しい試みとして、健診は地域のクリニックや助産院で行い、臨月に近くなった時からは総合病院や大学病院、周産期母子医療センター指定病院に入院するといった健診と入院を別々の施設で行う「産科オープンシステム」という仕組みがあります。

また病院内助産院といって、総合病院などの産婦人科の中に助産院を併設し、経過に問題がない妊婦さんは助産院での健診及び出産を選択することが出来、緊急時にはすぐに産婦人科医師の診察を行うことが出来る体制ができている施設もあります。

自分にあった産院選びは、自分にあった出産をする上ではとても大切なんですよ。

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